豆知識コラム

駅員以外にもある!鉄道に関われる職業5選

鉄道会社への就職活動について業界研究から解説してきました。きっと読んだ方は鉄道会社へ就職活動を頑張っているかと思います。しかしそれでも鉄道会社は大学生に人気です。

これを書いている私はリーマンショックと東日本大震災が重なった頃の「就職氷河期」に就活をし、面接まで行きましたが結局鉄道会社の内定は獲得できませんでした・・・

昔の私みたいに運転士になるのが夢だったけれど、惜しくも内定とはならなかった方に限り、鉄道に関わる職業を5つ紹介します。

 

なお、現在就活中の方、またはこれから始める方には就活を頑張ってから読んで頂きたいです。

こんな方におすすめ

  • 鉄道会社から内定をもらえなかった方
  • どうしても鉄道に関わる仕事をしたい方
  • どんな形でもチャレンジしてみたい方

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落ちてからもチャンスはある?鉄道会社の中途採用

鉄道会社へ入社することはハードルが高くなりました。これまでは鉄道が好きな人が就職するものと思われていましたが、今では駅員などの現場職に大学生が応募するようになったので時代は変わってきました。

かつては高卒が大半を占めていた現場職も、進学率の向上や専門学校の台頭で採用数の内、半数近くを占めています。これが鉄道会社への倍率が高まった原因の一つでしょう。

鉄道会社は基本的には新卒採用ですが、中途採用をすることがあります。中途採用の場合、新卒から3年前後の社会人または既卒2年以内の「第2新卒」が対象となります。(※企業ごとに違います。)

たとえばJR東日本なら、9月から試験を開始・年齢は35歳まで・前職は問わないというかなり門戸が広い条件で募集されます。

また、狙い目なのが地方の中小私鉄です。地方の鉄道会社では新卒と中途を一括で採用する場合があり、給与水準は低くはなりますが鉄道に携わる仕事に就けるかもしれません!

詳しくは鉄道各社の公式HPの「採用情報」を確認しましょう!

鉄道に関わる職業5選

では、鉄道会社に入社する以外で鉄道に関わる職業について5つ取り上げます。それはこちら!

  1. 駅員アルバイト
  2. ライター
  3. 建設会社職員
  4. カメラマン
  5. Youtuber

これらを選んだ条件として、鉄道に関われる・鉄道マニアでも就職が可能・鉄道の知識を活かせることを意識して選びました。

ただし、鉄道会社で運転士をするよりも大変かもしれませんが、努力次第では給料を追い抜くことだってできます。

 

では鉄道に関わる職業を1つずつ解説します!

駅員アルバイト

まずはアルバイトとして駅員になる。大手私鉄ではアルバイトとして駅員を募集している会社があるのでそちらに応募してみましょう。

ちょっと待った!鉄道会社に入社しているじゃないか!おっしゃる通りですが、正社員と違って待遇や安定度は低くなるので長く勤める事はオススメできません。

駅員のアルバイトは「駅業務補助係員」と呼ばれ、駅員の業務を補助するアシスタントとして採用されます。特に朝夕の通勤ラッシュの時間帯に募集されることが多く、勤務時間は2~3時間・時給は1000円前後です。

駅員のアルバイトでは大学生や専門学校生が多く、むしろ採用を学生に限定しているところ(小田急・つくばなど)が多く見られます。学生に限定していない駅アルバイトは以下の鉄道会社で募集しています。

アルバイト募集する鉄道会社(学生限定を除く) 時給 採用HP
JR東日本 1300円 https://www.jreast.co.jp/recruit/stationstaff/
京浜急行 1100円(~9時)1020円(9時~) http://www.keikyu.info/recruit/index.html
京成電鉄 1030円(朝)1020円(昼) https://www.keisei.co.jp/keisei/jinji/index.php
相模鉄道 1210円(朝)1110円(昼) https://www.sotetsu.co.jp/recruit/
京王電鉄 1200円 https://www.keio-recruit.net/keiojob/all/v_94_101/IPS_1_10_DRUCD/MLlist.htm
西武鉄道 1050円~ https://www.seiburailway.jp/company/recruit/teiki_madoguchi/index.html
東京メトロ 1200円 https://www.tokyometro.jp/corporate/jobs/albite/index.html

この表の中では京王電鉄が唯一フルタイムで採用しており、日給10500円×22日で23万円稼げることになります。そしてフリーターでも募集の対象になっています。

 

駅員と言えばホームの監視のイメージがありますが、きっぷを売る窓口での発券作業特急や新幹線での社内販売員もアルバイトで募集されています。

また、駅員の仕事を業務委託されている会社に契約社員として入社し、改めて正社員登用試験を受けて鉄道会社の本社に配属というパターンもあるので、新卒採用以外にも内定される可能性があるかもしれません。

駅員アルバイトまとめ

  • アルバイトとして応募すればハードルが下がる
  • 時給が良く、朝夕の時間を有効に使える
  • アルバイトなので待遇はイマイチ
  • 駅員以外に窓口や販売もある
  • 学生限定で応募するところが多い

ライター

ライターとは?新聞・雑誌・ネットニュースなど文章を書く(write)人の事を言います。ライターにはざっくり分けて2種類あり、企業と契約する専属ライターと、契約しないフリーライターに分かれています。

どちらも鉄道に関われますが、この場合どう関わるのでしょうか?

 

まず専属ライターの場合、鉄道専門雑誌の編集部に記者として就職することです。雑誌の編集記者なら鉄道ではなくマスコミにジャンル分けされます。

この場合大卒以上でないと就職はできません。鉄道以上にマスコミは就職の倍率が高いので自然と大卒、しかも国立大や早慶レベルでないと難しいでしょう。

 

一方、フリーライターの場合は学歴は関係ありません。ある程度文章力を身に付ければ誰だってライターを名乗れます。

鉄道に関する記事を書く場合、雑誌やWEBメディアに自分が書いた記事を売り込んで契約を取るのが一番早いです。

編集記者と違ってフリーライターはフリーランスにジャンル分けされるので、多くのメディアに掲載されればより活躍できます。反面、福利厚生や給料は保証されません。

 

WEBライターの仕事と並行して「ブログ」を立ち上げることで収入を得るのも可能ですし、実績として積み上がるのでおススメです。

 

鉄道のブログとはどんな事を書けばいいの?という方は・・・まずはこのサイトを見てください。これもブログになります。

ライターまとめ

  • 文章を書いて収入を得る
  • 鉄道専門誌やWEBメディアに鉄道の記事を寄稿する
  • 編集記者は安定するが倍率が高い
  • フリーライターは難易度は低いが安定しない
  • ブログを立ち上げると収入が上がる

建設会社職員

建設会社の職員として採用される場合。この場合は鉄道の保守を担当する保線マンとなります。

この5つの中では唯一の正社員となります。建設会社といえばビルの建設・道路工事・重機の操作なんかのイメージが強いでしょう。しかし、鉄道に関わる機会が多いことはあまり知らないのではありませんか?

建設会社ではこのような仕事をします。

  • 線路の保守
  • 線路の新設
  • 信号・保安設備の管理
  • 土木復旧作業

鉄道の線路を建設し、それを管理する。そして災害復旧が必要な路線を修復することも含まれます。

本当ならば鉄道会社が保線を担当するのですが、建設会社では鉄道会社から保線を委託されます。また鉄道会社の子会社・グループ会社の中に建設会社があり、そこが保線を担当するケースもあります。

 

学歴は高卒~大学院卒までと幅広いですが、いずれも土木・機械・建築関係の学部学科に在籍していることが採用条件となっています。学部が限られているのがネックですね。

年収は平均で600~700万円(参考:第一建設)収入が高く、インフラを支える仕事として安定していると言えるでしょう。

もし土木・機械・建築系の学生さんなら受験資格があるのでチャレンジしてみてはどうでしょうか?

建設会社まとめ

  • 安定の正社員
  • 土木・建築系の学科出身でないと採用は難しい
  • 年収は高い
  • 主に保線・建設・機器管理を行う

カメラマン

カメラマンとなって鉄道写真を撮り、それを販売して収入を得ます。鉄道の写真を撮る「撮り鉄」の方なら特に向いている職業です。

 

とはいえ、「そんなので将来が不安だ」「売れる人なんていないんじゃない?」「才能がないと無理でしょ」と思っていませんか?はい、その通りです!

 

カメラマンはこの5つの中では難易度が高く、そうかんたんに売れっ子にはなれません。しかし、ネットが発達した今なら昔より収入を得るハードルが低くなっています。その理由は2つあります。

 

1つ目はかんたんに写真を売り買いできるようになっているからです。写真を画像素材として販売するサイトに投稿し、ダウンロード数や購入数に応じて収入が入る仕組みになっています。この手のサイトから購入した画像はテレビやYoutubeなど「商用利用」として重宝されます。鉄道写真なら旅行向けのサイトに向いています。

良い写真でないと売れないわけではなく、スマホで撮った写真でもアップすれば買ってくれます。ここで重要なのはきれいな写真ではなく使いやすい写真が重宝される事。プロ級のクオリティはむしろ邪魔になるかもしれません。

 

2つ目は機材と知識がすでにあること。最近では撮り鉄向けにプロが使う何十万円もするカメラとレンズが売られ、それで撮影している方が多くいます。

また、これまでに何度も失敗を重ねて知識と改良を重ねてきたはずです。素人とはいえ、かけたお金と時間だけ初心者より格段にうまくなっているのは間違いありません。

つまり、撮り鉄をしている時点で機材の投資と技術の習得は済んでおり、あとは販売するだけになります。

メリットは趣味で得た知識と技術でお金が得られること。デメリットは収入に対して出費が多くコスパが悪いことでしょうか。

カメラマンとなるとフリーランスになるので安定はしませんが、副業として写真を販売する程度なら今の内から始めると良いでしょう!

カメラマンまとめ

  • 趣味をそのまま仕事に出来る
  • ネットを使って写真を売り買いできる
  • 稼げるまでの難易度が高い
  • 副業から始めるのがオススメ
  • キレイな写真より売れる写真を

Youtuber

Youtubeで情報発信する人のことです。テレビでは見られないコンテンツを発信でき、視聴者はスマホで好きな場所・時間に見られるのが人気です。

鉄道について発信しているYoutuberはこの数年でかなり増えています。今まで貯めたオタク知識や珍しい車両・模型の動画など鉄道というジャンルの中でも細かく分かれていますが、ジャンルを問わずに再生回数を集めれば収入源となります。

メリットは初期投資額が0円であること、得意なジャンルで勝負できること、これまで撮ってきた写真や動画を使えることです。

デメリットはYoutuber自体が増えてどのジャンルでもトップになるのは難しい結果が出るまでに時間がかかるライバルと差別化しなければ目にも止まらない

Youtuberはコンテンツの面白さのほかに、企画力・タレント性・動画編集スキルとかなり覚えることが多いです。また、ライバルが多いだけでなく鉄道会社が公式にチャンネルを立ち上げているので資金力や企画力で個人が勝つのは難しくなりました。

ただ、それでも面白いコンテンツを投稿し続ければ再生毎の単価が上がり、企業とのタイアップで報酬が上がるなんてこともあります。

Youtuberまとめ

  • どのジャンルでもYoutubeで取り扱える
  • これまでの知識や写真・動画が素材となる
  • 覚えることが多い
  • 初心者Youtuberや鉄道会社の新規参入が増えた
  • 根気強く続けなければいけない
  • 高収入も可能

私が考える・おススメの流れ

以上、5つの職種を解説しました。いずれも鉄道と関わった仕事で、選択肢が広がったと思えば何よりです。

ここで5つの職種を収入・安定・知名度でまとめてみるとこうなります。

収入 安定 知名度
駅員アルバイト
ライター
建設会社
カメラマン
Youtuber

唯一正社員の建設会社職員なら収入と安定が保証されます。駅員アルバイトも良いですがずっと続けるというならオススメできません。

ライター・カメラマン・Youtuberは3つともフリーランスになるので安定しませんが、実績と継続次第で収入は上がるし知名度が上がります。

では、鉄道に関わる仕事に就きたいけれど鉄道会社に縁がなかったらどうするか、私なりに考えてみました。

 

まずは1.建設会社に就職 2.副業でライター・カメラマン・Youtuberに挑戦 3.軌道に乗れば独立。

正社員として入社し、社会人としての経験を積みます。次に副業として上の3つに挑戦します。この時に会社員を辞めてから独立しないように注意しましょう。

 

次に1.駅員アルバイトをする 2.ライター・カメラマン・Youtuberに挑戦 3.軌道に乗れば独立。

若いうちから結果を出すためにいい方法ですが、その代わり本気で取り組まなければいけません。また、1と2は順番が逆でも構いません。駅員ブロガーや駅員Youtuberなんて珍しくていいかもしれません。

最後はライター・カメラマンとして企業に就職する。

出版社に編集者として正社員で就職、または専属契約できれば良いでしょう。

まとめ

鉄道会社以外に鉄道と関わる仕事を5つ紹介しました。まとめると駅員アルバイト・ライター・建設会社職員・カメラマン・Youtuberですが、興味を持った職種はありましたか?

いわゆる好きを仕事にする職業が多く、フリーランスとして関わることになります。会社員でない分生活できるまでにはかなりの努力と時間が必要です。

またライターや建設会社については正社員として安定が見込めますが、学部学科が限定されるのがネックとなるので誰にでもチャンスがあるわけではありません。

今回の内容はあくまで提案です。就活を本気で頑張って鉄道会社の内定が取れなかったなら仕方がありませんが、そうならないためにできる対策は早めにしておきましょう!



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