旅行

通学も観光もどっちも便利な 仙山線について

私は学生の頃に電車通学で学校に通っていました。

そして今は旅行や買い物に電車を使っています。

 

その中で特に利用が多いのは「仙山線」です。

 

仙山線と言えばどんなイメージがあるか出身者なのでわかりませんが

良く言えば仙台まで行ける電車たまに臨時列車が走る

悪く言えば風で止まる落ち葉で止まる雪で止まる

東北一の最弱路線とネタにされることがしばしばですが

 

今回はそんな不名誉だけど実は便利な仙山線を紹介します。

果たして名誉挽回となるのか

 

この記事をきっかけに乗ってみてはどうでしょうか?



 

仙山線とは

宮城県の仙台駅と山形県の山形駅を結ぶ路線で

普通列車と快速列車の2通りのみが走っています。

 

全長58㎞(仙台~羽前千歳)

ただし全列車が山形駅まで乗り入れるのでそこまで含めると62㎞となります。

 

仙台~山形は普通で85分・快速で最速73分で高速バスと引けを取らないです。

山寺駅付近で 仙山線1の観光地「山寺」

主に仙台~愛子は沿線に学校や住宅街があるので通勤・通学の利用者が大半を占め

一方山形~作並間は温泉や立石寺・ハイキングなどの観光目的での利用が多い路線です。

また山形県側から仙台市内の大学に通う利用者も多く朝夕は混雑するのが意外に思われるのでは?

通過する自治体が「仙台市」と「山形市」のみで

仙台~奥新川が仙台市青葉区 面白山高原~山形は山形市となっています。

県庁所在地のみ通過する路線は日本では仙山線のみという珍しい特徴があります。

高瀬~楯山にて 全列車E721系で統一されている

使用される車両はE721系電車

交流電化対応で作並~山寺での勾配や空転に強く仙山線史上もっとも向いている車両です。

かつて455系電車やキハ58系による急行が往来し特急の迂回路ともなるくらい重要な路線でした。

仙山線東北最弱説

 

これは山形県民ではあるあるネタですが

大雨や雪でも止まらない東北の鉄道の中で仙山線だけはしょっちゅう止まるのです。

 

なのでクラスの中でも仙山線ユーザーだけが遅刻したり

バスや親の送迎でその場を凌いでも遅刻ギリギリセーフなことが年2~3回あるくらいです。

仙山線が遅れる原因とは?

  • 強風
  • 落ち葉で空転
  • 大雪
  • 除雪作業
  • クマと衝突
  • カモシカと衝突
  • サルと衝突
  • 仙台市内の人身事故

これだけ遅れる理由があるんですがどうでしょうか?

ほとんどが自然現象か動物と衝突の2択になっています。

高規格な奥羽本線や非電化で盆地を走る左沢線とは違い

弱すぎてよく止まるよね~というのが山形県民のイメージですね。

引用:コトバンクより

これらの原因の多くは山寺~作並の県境越えで起こります。

風が吹けば山から谷へ吹き降ろす風で止まり、

秋の紅葉の季節には落葉で車輪が空転します。

山形駅にて DE10(右)が落ち葉掃き列車として運転していた。

そのために毎年秋には落ち葉を払う専用の落ち葉掃き列車が走るくらいです。

 

動物と衝突するのは月1回のペースで起こるのでむしろまたか・・・と思うことが多い

山寺では野生のニホンザルやカモシカが降りてくることがあるので

特に奥新川~面白山高原は山中の山中

いつ動物が出てきてもおかしくないはずです。

 

興味がある方は是非仙山線へ!

仙山線のオトクきっぷ

Wきっぷ

仙台~山形を往復する場合に有効なきっぷ

通常2280円のところ1500円780円も差額が出るのでかなりお得です。

高速バスは本数も多く列車より安いですが

バスは往復1860円なのでそれと比べても360円安くなります。

期間は購入から1か月間なので余裕をもって使えます。

 

仙台まるごとパス

大人2670円 子ども1330円

2日間で以下のエリアが乗り降り自由のフリーきっぷ

主に仙台市周辺が対象エリアでJRの他市営バス・地下鉄・3セクも利用できちゃうんです。

引用:JR東日本仙台支社HPより

そして仙台といいつつ山寺駅がギリギリ含まれています。

山寺駅も含め仙山線の観光に向いている1枚です。

 

小さなホリデーパス

大人2670円 子ども1330円

以下のJR線が乗り降り自由となります。

こちらは仙山線以外にも乗る路線があれば買うことをオススメします。

 

これらのきっぷは駅の指定席券売機の「おとくなきっぷ」より

みどりの窓口・びゅうプラザ・旅行代理店でお求め出来ます。



ここがおかしい!仙山線

ここでは個人的に気になる仙山線の問題点を取り上げていきます。

山形~仙台時間かかりすぎ問題

仙山線は普通列車で85分 快速で最短73分

全長60㎞程度の路線でこの所要時間はかかりすぎではないか?

と前から思っていました。

 

今のところ山形~仙台の移動のシェアは高速バスと半々くらい

なので今以上に早くなればもっと便利になるはず

 

しかしそれが進まない理由があります

一つ目が

全線単線

県庁所在地同士を結ぶ路線の割には全線単線(上り下りが同じ1本の線路)なのは

間違いなくネックになっています。

 

しかし複線にしようとすると優先されるのは当然仙台市側

仙台~愛子だけでも複線化すれば大きく変わるのですが、

沿線の宅地開発が進み、線路を広げる余裕がなく複線化が進みません。

 

この場合行き違い設備が充実すればいいのですが

それが可能なのは北仙台・国見・陸前落合の3駅しかなく

他の駅については現状そのままになっています。

 

以前北仙台~仙台で複線化が検討されていたことがありましたが

「東照宮の景観」を損なうという理由で却下されます。

仙台東照宮  引用:みやラボ!より

山形県側は1時間に1本程度しかないので

電車に対して過剰投資になってしまうので話題にすらなりません。

 

依然として複線化は進まないまま・・・

 

線形が悪い

山寺~作並では山の中を縫うようにして走るので

線形がかなりくねくねとカーブが多くなっています。

山寺~面白山高原より 山あいを走るのでこのようなカーブが多い

カーブが多いと電車はスピードが出せないので

当然スピードアップするには直線を多くするのが良いのですが

この区間は当時難工事を極めたことで有名なので

そこを改良するには莫大な予算が必要になるはずです。

 

快速停車駅多すぎ問題

コストをかけずにスピードアップする1番の方法は停車駅を減らすこと

そうすれば自然と早くて安い電車を利用するはずですが

沿線からの要望もあって簡単に実現しないのがデメリットなんですね。

 

特に仙山線では2008年に快速の停車駅が3つも増えました。(羽前千歳・陸前落合・国見)

 

それぞれの駅で需要が増えてきたのが理由なのですが・・・

これではスピードアップにはなりません。

 

さらに愛子~仙台を各駅に停車するタイプの快速が増えてきました。

1時間2~3本の普通列車が設定されているのですが

それでは対応できなくなったのか?

スピードアップから遠ざかり、仙台市側がメリットを受けるような

ダイヤなので山形~仙台のスピードアップはもうあきらめたようです。

仙山線の臨時列車たち

仙山線には6月のさくらんぼの季節や11月の紅葉の見ごろに合わせて

数々の臨時列車が走っていました。

それらを振り返ってみましょう。

 

 

2018年9月の「仙山線交流電化50周年号」

日本で初めて交流電化試験が行われた仙山線

それまでは非電化と直流電化が混在していましたが

全線交流電化から50年を記念した団体臨時列車でした。

ED75と12系客車で運転され、多くのファンが撮影に訪れました。

2014年の「仙山線さくらんぼ号」

担当は高崎車両センターの485系「リゾートやまどり」

6月の新緑の時期にピッタリなカラーリングです。

この他仙山線開通80周年記念のツアー列車「食べっしゃ号」が2018年に運転されます。

 

 

2015年の仙山線さくらんぼ号

盛岡車両センターのキハ58系kenjiでした。

この車両が仙山線に入線するのはおそらく発だったと思います。

このときは仕事の昼休み中にこっそり取りに行った時のもので

思い出して懐かしさがグーッときました。

2019年11月16日に運転予定の「風っこ仙山線紅葉号」

※上の写真はイメージです

JR東日本の人気列車風っこが山形~仙台で運転されます。

風っこのエンジンでは仙山線の急こう配を越えられないので

このように前に機関車をつけて運転する方式を取ります。

山寺~作並の紅葉はきれいなので当日は晴れると良いですね!

ゲレンデ蔵王号

スキー専用ツアー列車で横浜~山形を一晩掛けて走る臨時列車でした。

2011年1月に撮影

当時は新宿・池袋でもカメラマンでにぎわいました。

高瀬付近でも雪の降る中20人くらいが撮影していたと思います。

仙山線さくらんぼ号2014年は毎週末に設定され

仙台車両センターの485系が担当していました。

この頃はまだまだ撮影する人が少なかったのですが

私は国鉄型485系が来るだけで毎週末カメラを持って行ってきました。

 

ちなみにこの485系はラストランツアーの最終日は「つばさ」のヘッドマークで

仙山線を走り、多くのファンに見送られました。

 

一応撮影はしたのですがもう少し凝った構図で撮ればよかったです。

さいごに

いかがでしたか?

結局不便さが残るような書き方でしたが

もう少しこうすれば良くなるのに…といった意味なので

不満があるわけではないです。

次回はもう少し魅力を掘り下げていこうと思っているので

お時間のある時にどうぞご覧ください。

 



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