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磐越西線・快速あいづに「指定席サービス」2020年3月開始!!

 

20191025日 JR東日本からこのようなお知らせが発表されました。

 

 

磐越西線に普通列車の車両に初の「座席指定席」がつくとのことです。

 

首都圏の2階建てグリーン車やJR西日本でいう「Aシート」

そういった座席サービスが「東北」で初めて開始されます。

 

今回は磐越西線の「座席指定サービス」について深ぼりしていきます。

こんな方におすすめ

  • 福島県会津地方在住で通勤・通学で電車を使う方
  • 会津若松・喜多方方面へ観光される方
  • どんなサービスなのか詳しく知っておきたい方

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座席指定着席サービスについて

座席指定サービスの基本情報

  • 磐越西線の郡山~会津若松の一部列車でサービスを開始
  • 1編成につき14・一両の半分を改造して半個室状態で運用する
  • 価格は通常期・繁忙期で530円 閑散期で330円
  • 乗車券・定期券に加えて「指定券の購入が必要」
  • 利用日の1か月前から販売・当日利用は乗務員から購入可能
  • 2020年3月14日からサービス開始

 

着席サービスを利用できる時間

2020年3月から磐越西線郡山~会津若松を結ぶ「快速あいづ」を設定し、その車両内に着席サービス用のリクライニングシートを設けます。

その「快速あいづ」の時刻はこちらです。

下り 郡山 発 会津若松 着
10:41 11:50
15:45 16:50
19:48 20:56
上り 会津若松 発 郡山 着
9:09 10:11
14:13 15:19
17:10 18:15

ここに注意

座席指定サービス付きの「快速あいづ」は定期列車ではなく臨時列車扱いとなります。

実験段階なのかもしれないので好評なら続けられますし効果なしならすぐに廃止されるかもしれません。

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磐越西線の着席サービス どれくらいお得か

各路線の座席指定サービスと比較してみます。

磐越西線 グリーン車自由席 Aシート
マーク
指定席料金 530円(通常期・繁忙期)

330円(閑散期)

日980円(車内1240円)

休日780円(車内1040円)

500円(一律)
利用最長距離 64.6㎞(喜多方までは80.1㎞) 51㎞以上 160㎞(野洲~姫路)
決済方法 現金・ICカード 現金・ICカード 現金・ICカード
本数 3往復 中距離であればほぼすべて 2往復
今後の展開 なし 中央線にも導入 好評であれば増備

 

このように磐越西線の指定席を各線と比較すると、同じ距離ではグリーン車自由席より圧倒的に安いです。

Aシートには距離に対する価格では負けますが、本数次第では利便性で優位になりますし閑散期には価格でも優位になります。


起こりうるデメリット

発表をきっかけにネットでは様々な声があがっています。

それらを元に予想してみます。

1.混雑さが増す

磐越西線は通常2両で運転されているので、2両では座る余裕はなく休日にはかなり混雑します。

指定席サービスを始めると単純に1/4だけ自由に座れなくなるスペースが出来るのでその分混雑が激しくなるかもしれません。

 

また指定席のスペースが半個室化されるのでそのスペース内は立つことは出来なくなるでしょう。


このように観光客が多い休日に2両しか電車が無いことに不満を覚える人が多いようです。

しかし東北では初めての試みなので浸透するまでは利用する人はいないかと思います。

 

SUICAグリーン券非対応

座席指定券は窓口・指定席券売機か空席があるときのみ車内での購入になります。

しかしSuicaに座席指定情報を書き込みそれが指定席券になって読み込むようなシステムではありません。

実際に首都圏のグリーン車自由席ではSuicaにグリーン券購入情報を記録するので座席上のパネルにタッチするだけでOKです。

 

磐越西線は1日3往復・全14席なのでとうぜんですが「券売機」で神の指定席券を買うことになります。

画像左側 磐越西線は喜多方までが仙台近郊区間のエリア

 

実は磐越西線は仙台市の大都市近郊区間に含まれていますが、その中でもSuica郡山・郡山富田・磐梯熱海・猪苗代・会津若松・喜多方6駅でしか対応していません。

 

なのでSuicaでのグリーン券購入はこれら対応駅のみか乗務員からの購入するかの2つになるでしょう。



高速バスに勝てるか!?

さて、肝心なのが「時間」ですね。

 

Googleマップで郡山と会津若松を結ぶ鉄道と道路を見比べてみましょう。

すると磐越西線は会津若松を出てから猪苗代にかけて、カーブが多いので高速運転ができません。

一方、高速道路は郡山まで比較的まっすぐ伸びています。

 

時間差がなく本数が多いので、今ではバスを利用する人が増えています。

 

実際にどのくらい違うのか電車とバスで比較をして見ました!

JR バス
本数 18往復(内快速7往復) 31往復
運賃 1166円(IC価格) 1200円
時間 1時間14~20分 1時間20分
設備 トイレ Wi-Fi付 リクライニングシート
メリット 時間・料金ではやや有利・時間帯が広い 本数が多い・混雑しない・いわきまで行ける
デメリット 混雑する・両数が少ない・リクライニングに追加料金 時間・料金はやや不利・時間帯が狭い

 

郡山~会津若松では機能面ではお互い拮抗しています。

そこで新たに530円の指定席サービスで付加価値を加えることになります。

バスより500円高くなるのですがどうなることでしょうか?

 

快速の所要時間は1時間6分。距離と時間の両方において座席指定サービスは若干不向きな気がします。

参考HP↓↓↓

まとめ

    1. 2020年3月14日・サービス開始
    2. 東北の普通列車では初めての座席指定サービス
    3. バスと比べるといろいろ課題はありそう
    4. 観光需要に応えられるかはまだ分からない
    5. 座席は運賃+530円で利用可能、券売機か車内で購入

まさか東北にもグリーン車的なものが現れるとは思いませんでした。

これで高評価であれば仙台地区のホームライナーのような列車を導入するかもしれません。

 

ただ個人的には「あいづライナー」という前例を知っているので目新しさは薄くかんじます。

新サービスで利用者の期待に応えられるのか!!



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