豆知識コラム

知っておくと便利 新幹線より安く移動できる特急列車 東日本編

 

通勤やビジネスの他に旅行や帰省で新幹線を使う人は多いです。

新幹線のメリット

  1. 速い
  2. 本数が多い
  3. 乗り降りが便利

 

 

このように電車通勤や旅行に新幹線を使う人には大きいメリットですがデメリットは・・・

新幹線のデメリット

  1. 高い
  2. 休日にはすごく混む
  3. 場所によってはそんなに速くはならない

 

今回は新幹線と区間が重複する特急列車の中から6つ紹介します。

こんな方におすすめ

  • 新幹線での混雑を避けたい方
  • 新幹線より特急料金を安く抑えたい方
  • 旅行で新幹線を使わない上級者

鉄道旅行に合わせて読みたい!

鉄道旅で持っておきたい 6つの便利アイテム

 

 

特急列車のメリット・デメリット

特急列車と言って皆さんはどうイメージするでしょうか?

踊り子のように旅行へ行くのに使う、成田エクスプレスのように空港までのアクセスに便利だから使う、会社や学校まで遠いので通勤通学で毎日使うなど使い道は人それぞれ。

新幹線ほど長距離を高速では走りませんが、場所と時間によっては特急列車の方が便利だったりします。

 

特急列車には新幹線より料金が安い・定期券での利用も安い・車内が空いている場合が多いなど「料金」でのメリットがあります。

逆にデメリットとしては時間が掛かる・本数が少ない・新幹線より車内が見劣りする・遅延する可能性があるなど「時間」での制約では新幹線の方が優秀です。

 

特急列車は基本的に新幹線を中心に特急網が枝のように伸びるネットワークになっていますが、例外として新幹線区間と重複する特急列車がいくつかあります。

 

果たしてどちらがオトクに乗れるのか?比べて見る事にしました。

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取り上げる特急について

今回比較するにあたってこの条件にあてはまる特急列車をチョイスしました。

ポイント

  • 新幹線と並行して走る区間があるJRの特急列車
  • 新幹線と並行して走る区間がある私鉄の有料特急列車

そしてその条件に当てはまったのが以下の特急列車。

  1. ひたち
  2. しらゆき
  3. 草津
  4. あかぎ
  5. 踊り子
  6. サンライズ出雲・瀬戸
  7. 小田急ロマンスカー

 

の7つです。まずは・・・

 

ひたち(品川~仙台)

 

品川~仙台を常磐線経由で結ぶ特急列車。

 

2011年から常磐線が不通となり上野~いわきでの運転を続けてきましたが2020年3月14日から9年ぶりに仙台行きの特急列車が復活しました。

 

東北新幹線とは東京~仙台と重複しています。

東京~仙台・比較 新幹線 ひたち
時間 1時間31分(はやぶさ)2時間23分(やまびこ) 4時間33分
料金(運賃+指定席料金) 6050円+5360円(はやぶさ)5040円(やまびこ) 運賃6380円+指定席2900円
本数 80往復 3往復
主な停車駅 上野・大宮・宇都宮・郡山・福島 上野・水戸・日立・いわき・原ノ町・相馬
両数 10~17両 10両
その他 列車によって価格と時間に差が出る 常磐線経由なので途中駅が被らない

 

東北新幹線は栃木県・福島県の中通りを経由するのに対して特急ひたちは茨城県と福島県浜通りを経由します。

走る地域がそもそも違うので東京~仙台での利用に限った比較となります。

ですが、全区間を乗ろうと思えば乗る事が出来るので仙台までそんなに急がず旅行する方や帰省におススメです。

祝!常磐線全通決定 特急「ひたち」が仙台まで直通します

実際に私も上野から仙台まで帰省で乗りとおしたことがありました。さすがに時間はかかりましたが新幹線より3000円くらい浮いたのと乗りなれない特急とあって新鮮な感覚を味わえました。

上野東京ライン開通によって始発が上野駅でなく品川駅になったので、乗り換えなしで東京・品川駅まで利用できるのがメリットです。

ポイント

亘理・相馬・原ノ町・浪江など常磐線沿線から東京へ向かうなら新幹線ではなく特急ひたちの方が速い。

しらゆき 新潟~長岡

新潟~上越妙高を結ぶ特急列車

上越新幹線と北陸新幹線の両駅を結ぶだけでなく新潟県の各都市にアクセスするのに役立っています。

新潟~長岡・比較 新幹線 しらゆき
時間 22分 54分
料金(運賃+指定席料金) 1170円+2440円 1166円+1730円
本数 25往復 5往復
停車駅 燕三条 新津・加茂・東三条・見附
両数 8~12両 4両
その他 休日には現美新幹線が「とき」として走る 普通列車の場合1時間14分

新幹線との料金差は674円安い一方で新幹線より30分時間はかかってしまいます。

また普通列車と比較すると差額は指定席分1730円で20分速く到着します。

 

しらゆき以外では新潟~直江津に「らくらくトレイン信越」という快速列車があり、特急しらゆきと同じ車両を使いながら指定席料金が520円!3コイン分で利用できる乗り得列車があります。

20時台からは新幹線の本数は1時間に1本なので乗り過ごした方にも安心です。

えちごワンデーパスはコスパが良い!

草津・あかぎ 上野~高崎

草津は上野~長野原草津口を、あかぎは上野~前橋を結ぶ特急列車です。

あかぎは今ではスワローあかぎとして朝に3本、夜に8本が設定され、特急というよりホームライナー的な存在になっています。

上野~高崎・比較 新幹線 草津 あかぎ
時間 50分 1時間19分 1時間24分
料金(運賃+指定席料金) 1980円+2830円 1980円+1890円 1980円+1580円
本数 71往復 3往復 上り2本・下り5本
停車駅 大宮・熊谷・本庄早稲田 赤羽・浦和・大宮・熊谷 赤羽・浦和・大宮・上尾・桶川・北本・鴻巣・熊谷・深谷・本庄・新町
両数 8~12両 7両 7両
その他 北陸新幹線と合わせた本数をカウント・停車パターンはバラバラ 日中~夕方に集中している 上り1本は新宿行き・下り3本は本庄行きなのでカウント外

 

新幹線と比べると特急料金で1000円以上差をつけています。

所要時間は30分程度伸びますがコスパは高いと言えるでしょう。

 

草津は1日3往復なので利用するなら時間に注意が必要になります。

ポイント

新幹線から乗り継ぎをせず、さらに新幹線が停車しない新前橋駅や渋川駅まで利用する方や草津温泉へ観光へ行く方にオススメ。

スワローあかぎは通勤ライナー要素が強く、上りは朝、下りは夜に設定されているので利用する時間によって左右されそうです。

比較表に書いた指定席料金はスワローあかぎ料金券という特別価格で売られているきっぷでの料金です。指定席ではありませんが1250円も安くなります。

また上尾・本庄・鴻巣など首都圏のベッドタウンに停車する点も注目。新幹線より停車駅が多いので着席で通勤するチャンスが多いです。

注意

平日にしか運転されません。

 

踊り子 東京~熱海・三島

踊り子は東京~伊豆急下田・修善寺を結ぶ特急列車です。

 

途中、静岡県の熱海まで(修善寺行は三島まで)JR線を走ります。

東京~熱海・比較 新幹線 踊り子
時間 43分 1時間23分
料金(運賃+指定席料金) 1980円+2290円 1980円+1890円
本数 38往復 4往復(平日)上り9本下り7本(休日)
停車駅 品川・新横浜・小田原 品川・川崎・横浜・大船・小田原・湯河原
両数 16両 9~15両
その他 停車するのは主にこだま 東京寄り5両は修善寺行きとなる

 

東京~三島・比較 新幹線 踊り子
時間 42分 1時間38分
料金(運賃+指定席料金) 2310円+2290円 2310円+1970円
本数 41往復 2往復(平日)4往復(休日)
停車駅 品川・新横浜・小田原・熱海 品川・川崎・横浜・大船・小田原・湯河原・熱海
両数 16両 5両
その他 三島始発着のこだまがある 土曜日は上り3本下り4本・日祝は上り4本下り3本

新幹線とは時間では圧倒的に差がある割に料金の差は数百円程度しかありませんでした。

踊り子の場合は運営がJR東日本ですが、並行する東海道新幹線の運営はJR東海です。

管轄が違う2つの路線というのがほかの特急とは事情が違います。

踊り子は平日より休日の本数が多いことが分かりました。観光客の利用が多いが故のダイヤ設定になっているようです。

 

一方、新幹線は熱海・三島に停車するのは主にこだまで1時間に2本、だいたい30分に1本が来ることになります。

しかも自由席の比率が高いので移動だけなら踊り子より新幹線の方が向いているでしょう。

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踊り子のメリット

観光で熱海を訪れる場合、踊り子であれば週末パス」というフリーきっぷを特急料金を払えば利用できます

東海道新幹線の場合、エリア対象外なので利用するなら週末パスとは別に運賃・特急料金を支払うことになります。

平日ではなく休日に利用するとオトクになります。

 

また熱海駅で新幹線から踊り子に乗り換えると踊り子の特急料金が半額になる乗継割引制度」が当てはまるので熱海~川崎で下車する方には便利な方法かもしれません。

サンライズ出雲・瀬戸 東京~岡山

出典:Wikipediaより

東京~出雲市を結ぶ「出雲」と東京~高松を結ぶ「瀬戸」

日本で唯一となった寝台列車・サンライズエクスプレスで運転されています。

観光客以外にもビジネス利用者やただ乗ることを目的とした旅行者に大人気です。

 

東京~岡山は東海道・山陽新幹線と区間が重複

東京~岡山・比較 新幹線 サンライズエクスプレス
時間 3時間13分(のぞみ)

4時間16分(ひかり)

8時間27分
料金(運賃+指定席料金) 10670円+6990円(のぞみ)6460円(ひかり) 10670円+特急料金3760円+寝台料金
本数 71往復 1往復
停車駅 品川・新横浜・名古屋・京都・新大阪・新神戸 横浜・熱海・沼津・富士・静岡・浜松(下)・大阪(上)・三宮(上)・姫路
両数 16両 7+7=14両
その他 終電が東京発20:30・岡山発20:36 出雲・瀬戸それぞれ7両編成で東京~岡山は併結する

料金の差は3230円 時間や本数では圧倒的に新幹線有利です。


しかしサンライズエクスプレスのメリットは「夜に移動できる」こと。

夜の眠る時間を移動に充てられるので時間の有効活用を含めるとサンライズエクスプレスの方が乗り得です。

しかも寝台料金をプラスすれば個室を利用する事ができ、ホテル代と新幹線代を合わせた料金と同じくらいになります。

とくに特急料金だけでヨコになれるノビノビ座席は人気で、一晩移動するだけの睡眠場所は十分確保されています。

出典:Wikipedia

また新幹線は最終電車が21時台と早いのに対し、サンライズエクスプレスは東京を22時に発車します。

特に上りは大阪・三宮を深夜0時台に発車するのでサンライズエクスプレス利用者なら新幹線利用より3時間も長く滞在できるのがメリットです。

ポイント

日本で唯一の夜行列車は新幹線より遅い時間を出発し、睡眠時間中に移動できるコスパが高い特急列車

小田急ロマンスカー 新宿~小田原

新宿駅と箱根湯本を結ぶ小田急電鉄の特急列車、全面展望がある列車は特に人気で休日には観光客でにぎわう列車です。

一方、平日は小田原までの本線の他に藤沢・多摩方面への通勤にも重宝されています。

新宿~小田原・比較 新幹線 ロマンスカー
時間 1時間00分 1時間9~15分
料金(運賃+指定席料金) 1520円+指定席2290円 891円+指定席910円
本数 42往復 平日29往復・休日32往復
停車駅 品川・新横浜 町田・本厚木・秦野
両数 16両 10両
その他 新宿~東京の乗車時間を加算 ノンストップのスーパーはこねがある

ここでは唯一乗り換えがあります。

新宿から東京駅までの移動と乗り換え時間がネックになりました。

これなら小田急線か湘南新宿ラインの方と時間は変わらず、料金をぐっと抑えられます。

 

またロマンスカーは新宿から1時間に2~3本設定されており、18:30からは特急ホームウェイとして引き続き小田原まで移動できます。

デメリット

JRのフリーきっぷには対応不可

 

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まとめ

  1. ひたちは旅行や帰省にオススメ
  2. しらゆきは乗車駅にもよるが新幹線に分がある。
  3. 草津は上野から草津温泉まで乗り換えなしで行けるのがメリット
  4. あかぎは新幹線が停車しない駅に停車する分利用する駅によって便利
  5. 踊り子は以外にも料金に差はないが週末パスで熱海に旅行する人にはおススメ
  6. サンライズエクスプレスは新幹線を逃したビジネスマンにも便利
  7. ロマンスカーは私鉄ではあるが移動にかかる時間や手間がなく№1

 

さいごに

今回は新幹線に並行して走る特急列車はお得なのかについて取り上げました。

列車によって明暗が分かれた結果になりましたがこれはあくまで参考で書いているうちに利用する場所や目的による所が大きい話題だなと感じました。

なのであくまで参考です。

次回は東海~九州の特急列車で比較を行います。



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