新型コロナウイルスで各企業は大ダメージを受けております。特に観光・レジャー業界の痛手は大きく、多くのホテルが倒産するなどその影響は聞いたことがない位のものです。
そんな中で「ファーストキャビン」も例外ではなく、2020年4月24日をもって破産が決定しました。
ビジネス・旅行でも利用しやすいと話題で、全国展開をしている最中のできごとでしたが、この記事を読んでご安心して頂きたいです!
破産したことで直営店を含めた8店舗以外は、休業が明け次第利用を再開するとのことでした。
ではどこが利用できるのか?今回はファーストキャビンの破産と今後利用できる店舗について情報をまとめました。
2020年7月5日時点
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コロナウイルスでの破産について
ファーストキャビン株式会社と関連会社の計5社は2020年4月24日に東京地裁に破産申請をしていたことが分かりました。
破産の理由として
- 民泊の増加による競争の激化
- 店舗拡大による人件費増大と利益率が見合わない
- コロナウイルスによる利用者減
が挙げられています。資金繰りがうまくいかず、結果ファーストキャビンと関連会社計5社が運営する以下の店舗が閉鎖となります。
閉鎖する直営店舗一覧
- 築地
- 京橋
- 柏の葉
- 河原町三条
- 嵐山
また、関西地区に店舗を展開するJR西日本との合弁会社「JR西日本ファーストキャビン」も同様の理由で解散。
運営する3つの店舗のうち、2つを2020年4月16日をもって閉鎖することになりました。
JR西FCが閉鎖する店舗
- 京都梅小路
- あべの荘
なお、和歌山店については「リブランド後に運営を再開する予定」と明言。運営を変えて何らかの形で再開すると予想されます。
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営業再開の可能性も?FC店舗についての情報
前述で「ファーストキャビンは破産しました。」と申しましたが、どうやら営業再開する店舗が出る可能性があります。
破産をし、閉店となったのは直営店舗5店とJR西日本ファーストキャビンの2店舗です。そのほかの店舗については「休業中」となっています。
これはコンビニでも聞きなじみがある「フランチャイズ契約」の店舗の話です。つまりFC契約の店舗は独自で営業するか、経営元が変われば営業を再開できます。
中には営業を再開した店舗もあるようで、こちらになります。
営業再開店舗
- 東京ドームシティ
- 赤坂
- 愛宕山
- TKP市ヶ谷
- 秋葉原昭和通り
- 御堂筋難波
- 博多
- 長崎
2020年6月10日時点
それ以外の店舗は休業中ですが、営業再開の目途が立てば利用できるかもしれません。
休業中店舗
- 日本橋水天宮
- 日本橋よこやま町
- 羽田ターミナル1
- 金沢百万石通り
- 京都二条城
- 京都烏丸(forwoman)
- 阪神西梅田
- 関西空港
緊急事態宣言が明けた今、インバウンド需要は見込めずとも、ビジネス利用や旅行以外の移動者にとって期待が持てます。
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しかし、唯一TKP市ヶ谷を運営する株式会社TKPが「名古屋駅前店」の休業と売却を発表し、事実上の閉店となりました。
また、北海道の「ニセコぽんの湯店」は、ホテルチェーン・ABアコモが運営することになり、2020年11月21日から「トリフィートホテル&ポッドニセコ・ぽんの湯」として営業を再開することになりました。(参考:リアルエコノミー・倶知安の旧「ファーストキャビン」、ABアコモが11月21日に営業再開 より)
ファーストキャビンではなくなるものの、施設を引き継いで運営されるようです。
よって、結果は以下のようになります
営業再開 | 8店 |
閉店 | 8店 |
休業 | 8店 |
業務委託 | 1店 |
コロナウイルスの感染拡大が止まらず、第3波が訪れています。営業を再開した店舗が増えたとはいえ、ファーストキャビンにとっては依然厳しい状況が続いています。
落ち着いてきたらぜひ利用してみてはいかがでしょうか?