今はバブル期に次ぐ観光列車ブーム!!
週末にだけ走る観光列車の他にも
ななつ星・四季島・トワイライトエクスプレス瑞風といった「超豪華寝台列車」が登場し、
中でも寝台特急「カシオペア」はその先駆けといえる「豪華寝台列車」で、
定期運転が終わった今でもツアー列車として運転されています。
また、機関車が客車を牽引するタイプの列車ということもあって
鉄道ファンの間でも未だに人気がある列車です。
カシオペアの客車を利用した「カシオペア紀行」はツアー商品なので
この場合みどりの窓口ではなく旅行代理店で予約をするのですが
どこで予約をしたらいいのか分からない
いくらするのか気になるといった方に
今回はカシオペア紀行のツアーについて説明します。
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カシオペア紀行のツアー内容は?
2019年現在、カシオペア紀行には4つのパターンがあります。
函館・津軽地方観光 青森行きコース
上野を16:30に発車し、翌朝8:50に青森駅に着くパターン
主に土日に催行されます。
青森に着いた後はそれぞれ事前に選んだコースでの観光を楽しみ、
帰りは新幹線「はやぶさ」で上野までという流れです。
青森行きでは主に酸ヶ湯温泉・奥入瀬渓流下り、
津軽鉄道ストーブ列車の旅やねぶた祭り
函館観光など季節によって内容は変わりますが
青森県内を観光して回り、新幹線を利用できるコースです。
北東北を観光する 盛岡行きコース

上野を16:30に発車し、翌朝盛岡駅に着くパターン
到着が7:30なので少々短く感じるかもしれません。
到着後、事前に申し込んだコースへ進むかカシオペアに乗るだけの利用もできます。
岩手県の厳美渓・三陸鉄道や秋田県の乳頭温泉郷での入浴・大曲花火大会参加のコースがあります。
帰りは新幹線を利用できます。
信州カシオペア 長野行き

上野駅を16:30に発車し、武蔵野線・中央本線・篠ノ井線を経由して長野へ向かうパターン
こちらは年に乗車時間は断然短くなりますが、
松本市内観光や姨捨駅から夜景を楽しむナイトビューが長野行きの魅力です。
長野市に宿泊し、帰りは新幹線を利用します。
東日本1周コース
こちらはカシオペア紀行の中で最長の3泊4日
上野を朝に発車し、上越線・羽越本線を経由してから
新潟県村上市の笹川流れ観光や山形県鶴岡市温海温泉での日帰り入浴の後青森へ向かいます。

2日目の朝に到着後、3日目までは青森県内を観光します。
そして帰りはカシオペアで上野まで帰るといった内容です。
本当に東日本を一周するコースで組まれていて、カシオペアクルーズの頃を思い出します。
料金は最も高いですが最も人気のコースで年に3~4回しか運転されません。
あなたはどのコースがお好みですか?
料金について
料金はカシオペアの部屋のグレードやツアー内容によって大幅に異なっています。
例えば東日本1周コースの場合で大人一人当たりの料金は
- ツインで28万円
- デラックスで39万円
- スイートで42万円
- 最も豪華な展望室スイートでは52万円です。

もっとも一般的な部屋がツイン
デラックスは1部屋のみ
スイートは1号車と2号車の計12部屋
寝室とリビングがある2階建ての部屋で、トイレの他シャワーもついています。
展望室スイートは1号車の上野寄りの先頭部分の部屋で定期時代も一番人気の部屋でした。
比較としてカシオペア定期運転時代は上野~札幌で3万570円(ツイン)
四季島が3泊4日コースで112万円(スイート)が最安
なので・・・
ツアーでの貸し切りなので少し高めの値段だけど
四季島と比べたらまだ手が届くといった価格設定といった感じです。
取り扱う旅行会社はどこか?
こちらの3社で主に取り扱っています。
クラブツーリズム
※なお、調査の結果、JTBや読売旅行での企画商品もありましたが
定期的に開催、販売をしているのは上記3社という結果になりました。
申し込みは?
店頭・電話または
ネット予約の方が随時情報が更新されるので予約にはおススメです。
倍率については明確にはなりませんでしたが、
各社HPを見ると販売開始からすぐに売り切れるということはありません
ツアーの情報は大体2か月前を目途に発表されます。
カシオペア紀行ツアーの最新情報は
メールマガジンで確認できるので忘れずに登録してください。
さいごに
2016年に定期運転を止めてからクルーズトレインとして今でも活躍するカシオペア
今は定期運転の頃よりチケットを予約するのは
全然むずかしくありません。
金額は高くなっていますがそれだけの価値が
カシオペア紀行のツアーにはあると思っています。
むしろ定期運転の頃より手が届きやすくなっているんじゃないかと思います。
私も写真ばかりでなく本当にカシオペアに乗ってやるぞと決めているので
もし乗られた方がいればコメントお願いします。
それでは!